PHILOSOPHY
弊社は、グループ各社の経営基盤の強化や事業活動をサポートすることを使命とし、経理関連業務などの「共通的な業務」を標準化し、1カ所に集中させることでコストダウンやサービス品質の向上、業務の強化を実現する「シェアードサービス」の担い手、「シェアードサービスセンター」として設立されました。
弊社の事業フィールドは「間接・管理部門」と言われています。「間接・管理部門」とは、「事業部門」に対する用語で、企業が事業を行う上で欠かすことのできない"事業以外の業務"という意味です。間接業務はそれを行うことによって利益をあげることがないことから、コストセンターと呼ばれることもあります。
シェアードサービスは、コストセンターたる間接・管理部門を、「利益を生み出す主体」として再定義するものです。これは、間接・管理部門の業務が、「経営陣や事業部門からアウトプットを要求される仕事」から「各社各部門にサービスを提供して対価をいただく仕事」に変わることを意味しています。このサービス提供部門としての自覚が、硬直化しがちな間接・管理部門に携わる人々の意識を変え、グループ全体に本来必要であった継続的な業務改善を行う原動力になります。すなわち、シェアードサービスセンターは、企業における業務改善という一連の流れの中で、欠かすことのできない一主体として存在するのです。
変化の激しい現代社会において、常にお客さまから選択していただけるサービスを提供し、地域社会へ貢献していくために、小田急グループ各社が行うべきことはまだまだたくさんあります。グループ各社が行う工夫と改善をビジネスパートナーとしてともに推進し、各社から信頼される存在になるという目的意識。この意識を強く持ったシェアードサービスセンターとしての弊社の存在意義にぜひ注目していただきたいと思います。